3Jの牧野一彦です。私は、大学を卒業してすぐに秋田県庁に入りました。大学は工学部だったのですが、就職時に文系に転向して県庁には一般行政での入庁です。勤務先は、鷹巣や大曲の出先機関に数年間出た以外はずっと県庁で、県外勤務は一度もありませんでした。退職までこのまま秋田かなと思っていたところ、昨年の3月16日に突如内示されたのが県の東京事務所でした。暑苦しい東京にまた行かなきゃならないのか・・・というのが正直な感想でした。

久しぶりの東京は、人の多さは相変わらずでしたが、地下鉄の路線が増え、満員電車の混み具合が大幅に緩和されていました。かつては光化学スモッグ注意報が出るくらい汚れていた空気がきれいになっていたり、洗剤の泡でいっぱいだった多摩川の水が澄んでいたことなど、東京が大都市として発展しながら、様々な課題を克服し、一段と成熟してきていることが実感として感じられました。 住居も、学生時代の四畳半一間から、それなりの公舎を与えられ、部屋にはエアコンもついており、居住環境が格段に改善されたせいか、あるいは住めば都ということなのか、一年経った現在、十分に快適に暮らしています。

仕事柄、首都圏在住の多くの秋田県出身者にお会いします。皆さん、ほんとうに秋田のことを心配してくれて、いろいろな形でお力添えをいただいています。しかし、その分、現在の秋田に対しては辛口な方が多く、叱咤激励されることもたびたびです。 確かに全国一の人口減少率やそれに伴う地域経済の縮小・地域コミュニティの崩壊など、懸念されることはたくさんあります。 ただ、実際に秋田に住み、まわりを見渡しますと、順位や数値が示すほど県民は落ち込んでいない、むしろ、お年寄りも含め、元気に暮らしを楽しんでいる方がほとんどだと思っています。

県の東京事務所は、観光や物産の売込み、Uターンや移住の促進、そして企業誘致などが主な業務となっています。また、県人会やふるさと会、大学や高校の同窓会などにもご案内をいただき、しょっちゅう顔を出しています。秋田高校東京同窓会も毎年6月頃総会を開催していますので、同期の皆さんも是非出席してください。 私も退職まであと一年足らず、残された時間はわずかしかありませんが、最後に、東京の活力を秋田に届ける、そんな仕事ができたらいいなと思っています。

なにか秋田を元気にするようなアイディア、情報などありましたらご一報ください。お待ちしています。

 

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